イケてない営業

現場にいると、何のために来ているのという営業さんによく出くわします。

 

大まかにこの3タイプでしょうか。

 

・アポなし訪問[営業]

・表敬訪問的営業(とりあえず挨拶に来ましたとか)

・御用聞き的な訪問(最近の造成状況を教えてくださいとか)

 

こういう営業は表向き歓迎されつつも、本音レベルでは煙たがれていることがままあります。

特にアポなし訪問は忙しい時ほど迷惑がられます。

 

これらの特徴や共通項として言えるのは、相手のことが見えていないということに尽きます。

 

営業先を事前にリサーチしてきたかを問うと、「していません」という回答がほとんどです。

 

御用聞きも一見今後につなげるために、ニーズを的確に得るためだからいいだろうと思われるかもしれませんが、その後のフォローがないケースがほとんどです。

 

時間だけ取られて、そのフィードバックが少ないのが訪日旅行プロモーションの現状なのです。

 

旅行社はそれぞれ同じように見えても、顧客層や商品内容に微妙な違いがあります。

そこを踏まえないと、成果に反映されなかったりと、無駄足を踏むことになります。

 

営業は無駄足を踏んでこそ、という考え方もありますが、私自身はそれはバブル期までの考え方であり、これだけITが発達し、事前に営業先をリサーチすることが可能な現代においては周回遅れな営業方法のようにも映ります。

 

営業先の特徴を捉えて、それにあわせた提案をする

課題があれば、それに対するソリューションを提案する

 

そんなごく基本的な営業がアフターコロナでは特に求められているように思います。